転勤が多い職業の場合、子どもが大きくなるにつれ単身赴任を選ぶ人も多いのではないでしょうか？　そんな単身赴任が多い人へ、家計への負担も少なく後々の家電処分の手間もかからない「家電レンタル」の賢い利用の仕方を解説します！

急に家電を一式揃えるのは難しい

単身赴任の辞令が出たら、まずは当面の生活が困らない程度の家電を用意しなくてはなりません。中には、現在家族と住んでいる家で使っている家電を一部持っていこうと考える人もいらっしゃるでしょう。しかし、家電には使用するスペースに適したサイズやスペックがありますので、家族用と単身用では異なるのです。「大は小を兼ねる」とは言いますが、ワンルームに大きな家電がいくつもあるとスペースが狭くなってしまい、自宅とは勝手の違う単身赴任生活がさらに不便になってしまうのは目に見えています。

会社都合の転勤で単身赴任手当が出るとしても、急な引っ越しで生活に必要な家電を一式揃えるのは、金銭的にも時間的にも厳しいのが現実でしょう。

例えば洗濯機を購入する暇がなかなか作れないようなケースでは、週末ごとにコインランドリーを利用ということになれば出費が増えますし、自宅に一時帰省するたびに洗濯物を持ち帰り洗濯をしようとした場合は荷物がかさばり、大きな手間となってしまうでしょう。

このように、家電の購入の機会を逃すと、結局買わないまま不便な生活を続けることになってしまいます。仮住まいとはいえ、生活に必要な家電は最低限のものを揃えたいものです。

とりあえずレンタルで家電一式！

そんな単身赴任時に頼りになるのが、家電レンタルです。家電レンタルサービスでは、一人暮らしに必要な家電をセットでレンタルしているので、とりあえず必要な家電一式が手軽にすべて揃います。家電を購入した場合には、単身赴任が終了したら不要となる家電の処分を考えなければなりませんが、レンタルであれば返却するだけなので手間がかかりません。

単身生活に欠かせない家電一式セットでは、冷凍冷蔵庫・電子レンジ・全自動洗濯機の家電基本3点パックや、この3点に液晶テレビを加えた家電基本4点セットパックなどがあります。

また価格は上がりますが、どちらも新品をレンタルすることもできます。

単身赴任生活が5年以上などとても長くなることがすでに分かっている場合には、家電は購入したほうがお得かもしれませんが、短いことが分かっている場合にはレンタルのほうがお得でしょう。短期間の研修などの場合でも1ヶ月からのレンタルも可能ですし、1年といった年単位でのスパンで単身赴任がある場合でも、この価格であれば購入するよりも安くすみます。

他に必要な家具・家電があれば後から追加レンタルもできる

レンタルのよいところは安さだけではありません。家電一式セットをレンタルしつつ、後から他の家具や家電を追加で借りることが可能な点も挙げられます。実際に単身赴任生活を始めてみて、DVDプレーヤー、掃除機、照明、エアコンなどが欲しいなと感じたら、単品で追加レンタルが可能です。「単身赴任だから大きな家具は購入したくない」ということで布団を敷いて寝ている人にはベッドのレンタルもあります。

最初から借りたい家具や家電があれば、家電一式セットと一緒に初めからレンタルすることも、もちろん可能です。さまざまな家具や家電がレンタル可能なので、レンタル商品一覧から事前にぜひチェックしてみてください。

単身赴任で新しい生活サイクルとなった時、必要だなと感じる生活用品が後から出てくるものです。それでも家電は安い買い物ではありませんので、いきなり購入というようにはなかなかいきません。家電を購入し、やっぱりあまり使わないな、一回り小さいサイズにすればよかったと思うこともあるかもしれません。しかし、レンタルの場合は不要になった際には返却できますので、気軽に試すことができます。

まとめ

急な単身赴任となった場合は、じっくりと家電を選んでいる時間はありません。赴任先で家電が何もない！という状況にならないように、とりあえず家電一式のレンタルを手配してしまうのがおすすめです。