部屋にチェストを置けば、おしゃれな雰囲気に彩れて、衣類や日用品なども整理しやすくなります。ただ、チェストにはさまざまな種類のものがあります。どんなチェストがいいか迷う人もいるでしょう。

ここでは、チェストの選び方について説明していきます。

いろいろあるチェストの種類

チェストは箱型の収納家具のことですが、主に次のような種類のものがあります。

シンプルチェスト

シンプルチェストというのは、引き出しのみのチェストのことです。その名の通りシンプルなデザインで汎用性が高く、さまざまな場所で使用できます。寝室などで衣類を入れて使用したり、玄関の近くに置くのもいいでしょう。

大きさもさまざまで、引き出しが2～3段くらいのものもあれば、人の背丈程度のものもあります。どちらかと言えば、腰くらいまでのやや小ぶりなシンプルチェストが人気です。引き出しにものを収納するだけでなく、上にインテリアや花などを飾れます。

カジュアルチェスト

カジュアルチェストは、実用性を重視した作りのチェストのことです。引き出しは5段くらいのものが多く、他のタイプのチェストと比べて収納力があります。リーズナブルな値段のものが多く、子供がいる家庭や一人暮らしをしている人に人気です。

衣類だけでなく、遊び道具や勉強道具などもまとめて収納したい人に向いているでしょう。

化粧台付きチェスト

化粧台付きチェストは、引き出しが2～3段程度と小ぶりで、上部にミラーが付いています。チェストとしても化粧台としても使用できるため、部屋を広く使いたい女性におすすめです。

FAX台付きチェスト

FAX台付きチェストは、上部にFAXやコピー用紙などを置くスペースが設けられています。引き出しは4段程度で、化粧台付きチェストと比べるとやや大きめです。

リビングなどに置いて、引き出しには日用品や雑貨類などを収納するのに使用するといいでしょう。

和ダンス

日本独自の和ダンスもチェストの一種で、木製のものが多いです。高齢の人から人気が高く、和室の部屋によく合います。主に衣類などを収納するのに使われており、引き出しは4～5段くらいのものが多いです。

大きさを決める

チェストを購入する際には、どのくらいの大きさのものがいいのか最初に決めておきましょう。収納したいものが入るかどうかと、設置予定場所に無理なく置けるかどうかの両面から考えていく必要があります。

引き出しを開け閉めするときのことを考えて、前面にスペースを確保しておきましょう。

また、段数が多く高さのあるチェストは収納力がありますが、あまり高いと使いづらいことも多いです。自分の顔よりも上の位置にある引き出しの中を見る際には、踏み台などに乗る必要があります。

低めのチェストなら、引き出しの中だけでなく、上部にものを置いて使いたい人におすすめです。

引き出しをチェック

チェストの引き出しは、外観が同じように見えても使い勝手が異なることも多いです。開け閉めしやすいかどうか、深さはどのくらいあるのかどうかなどチェックしておきましょう。チェストによっては、引き出しの深さが全部同じではなく、異なる深さの引き出しが付いているものもあります。

また、衣類などを収納するのにチェストを使う人が多いですが、日用品や食器類など収納するのに使う予定の人もいるでしょう。重いものを入れる場合には耐久性も大事です。

チェストはレンタルでも使える

チェストは長く使えるため、購入する際にはなるべく慎重に選びたいでしょう。その一方で、大きさやデザインなどのバリエーションが豊富なため、なかなか決められない人も多いかもしれません。

そこで、チェストレンタルを利用してみる手もあります。

気軽に利用できる

チェストレンタルなら、1ヶ月単位でレンタル期間を決められます。短期間の利用なら、用途や部屋の雰囲気に合わないチェストを選んでしまったとしても、あまり気になりません。そのため、とりあえず使ってみるということもできます。レンタルでしばらく使ってみて、良いと思ったら、次は購入を検討するのもありでしょう。

長く使う予定でなくてもチェストを部屋に置ける

チェストを部屋に置きたいと考えている人の中には、あまり長期間使う予定ではない人もいるでしょう。例えば、一人暮らしの人や賃貸住宅に住んでいる人だと、2，3年で引っ越す可能性もあります。

そのような場合に、チェストを購入するとなれば躊躇われるかもしれませんが、レンタルなら気軽に利用できます。かりとこのチェストレンタルでは、利用開始時には設置してもらえて終了時には回収に来てもらえるので手間もかかりません。

まとめ

チェストは実用性とデザイン性を兼ね揃えており種類も豊富です。衣類だけでなく、日用品や食器類などを収納するのにも使用できます。チェストを購入する際には、用途に合った大きさのものを選び、引き出しもよくチェックしておきましょう。

また、チェストは長く使える収納家具であるため、短期間だけ使いたい人には購入するよりもレンタルがおすすめです。